成り立ち
当社の成り立ちは古く、戦国時代にまでさかのぼります。
播磨国龍野城主(現兵庫県たつの市)であった蜂須賀家政公は、1585年に豊臣秀吉より阿波国(現徳島県)を与えられました。
戦乱で疲弊した阿波国を見た家政公は、経済を立て直すために、播磨国で塩をつくる技術者だった馬居七郎兵衛を呼び寄せ、1599年に鳴門の地で製塩業をはじめさせました。
これが馬居化成工業の始まりです。
創業家である馬居家には、当時の貴重な資料が多数残されています。
塩浜開起の制礼(鳴門市指定有形文化財)
塩浜開起録(鳴門市指定有形文化財)
馬居七郎兵衛は「入浜式塩田」による製塩の技術者でした。
入浜式塩田の製塩法は、海の干満差を利用して塩分の濃い「かんすい」を取り、これを煮詰めて塩を得るという方法でした。
この入浜式塩田は鳴門市に根付き、地域の発展に貢献しました。
1960年ごろの鳴門市黒崎、塩田
明治34年商標登録
その後、専売公社法の成立をはじめとした時代の流れにより、当社は製塩業から化学工業へ転換いたしましたが、製塩業をルーツに持つ会社として、会社ロゴは明治34年に初めて取得した商標登録に記された「輪違」を引き継いだものを採用しています。
当社は創業425年以上の歴史があります。
これは徳島で最も古く、四国でも3番目に古い会社です。
この歴史に誇りを持ち、これからも鳴門から世界へイノベーションを届けます。
※写真は小笠嘉之治撮影(『徳島県塩業写真資料集』より)
沿革
- 1599(慶長4)
- 馬居七郎兵衛、鳴門にて塩田を開拓し製塩業を創始
- 1918(大正7)
- 製塩副産物の苦汁を原料とする製薬業を始める
- 1935(昭和10)
- 徳島県苦汁製薬工業組合を創設
- 1944(昭和19)
- 1月株式会社馬居商店設立
- 1946(昭和21)
- 斎田に本社及び本社工場建設・ 硫酸マグネシウム製造開始
- 1951(昭和26)
- 大阪支店開設
- 1960(昭和35)
- 乾燥硫酸マグネシウム、局方硫酸マグネシウムの製造開始
- 1965(昭和40)
- (株)馬居商店を馬居化成工業(株)に社名変更・重硫酸ナトリウム製造開始
- 1966(昭和41)
- 東京支店開設
- 1968(昭和43)
- 硫酸マグネシウムの合成法の技術確立
- 1969(昭和44)
- 硫酸基地建設
- 1970(昭和45)
- 黒崎工場建設・硫酸マグネシウム工場新設
- 1972(昭和47)
- 乾燥硫酸マグネシウム工場新設
- 1975(昭和50)
- 液体塩化マグネシウム工場新設
- 1978(昭和53)
- 重硫酸ナトリウム工場新設
- 1980(昭和55)
- 高純度硫酸マグネシウム工場新設(日本薬局方、食品添加物などを生産)
- 1988(昭和63)
- 黒崎に新社屋建設、本社を斎田より黒崎に移転 黒崎工場を本社工場とする
- 1993(平成5)
- 硝酸ナトリウム製造開始
- 1995(平成7)
- 硝酸ニッケル製造開始・硝酸基地建設
- 1996(平成8)
- 斎田工場を本社工場に統合
- 2001(平成13)
- PAC、液体硫酸アルミニウム基地建設・液体塩化マグネシウム工場リニューアル
- 2002(平成14)
- 動物用医薬品シルキーディップ製造承認を受け製造開始
- 2003(平成15)
- ISO9001認証取得・大阪メタノール基地開設
- 2005(平成17)
- 半導体用添加剤アクラム製造開始
- 2007(平成19)
- AdBlue®認定取得
- 2014(平成26)
- 入浴剤事業立ち上げ
- 2015(平成27)
- 東京青山にNEHAN TOKYO立ち上げ
- 2016(平成28)
- JIS K2247-1認証取得
- 2017(平成29)
- リアクトライズ®、カルサプリ®製造開始
- 2018(平成30)
- 高純度硫酸マグネシウム工場新設
- 2020(令和2)
- リアクトライズ+撥水製造開始
- 2021(令和3)
- 精製硫酸マグネシウム工場新設
NEHAN工場新設
ハラール認証取得