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シール de チェッカー

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シールdeチェッカーは、表面含浸材の施工をアルカリ変色で確かめることを可能にした新たな塗布量確認シールです。


製品特徴

① 表面含浸材が上層の吸水性シール材を透過することで、下にあるリトマス試験紙が変色する構造となっており、含浸材が規定量以上に塗布されれば全面変色する仕組みとしたことで、塗布重量の計測が不要となります。

表は横スクロールできます
表面含侵材の種別 適用可能な材 備考
けい酸塩系 けい酸ナトリウム phは10~13、粘度は
100mPas以下が望ましい
けい酸カリウム
けい酸リチウム及びその混合型
シラン系 モノマー系
(アルキルアルコキシシラン、シラン系化合物など)

② 従来の含浸材塗布前後のマット重量の計量が不要となり、施工管理(作業工程)の頻度が軽減することから工程と施工性の向上が期待されます。

③ 重量計量等の工程の短縮により、労務費の削減による経済性の向上および薬剤に触れる機会が減少することから安全性の向上が期待されます。

施工に関して

・施工確認前にコンクリート表面の汚れや付着物等は除去、清掃をお願いいたします。
・シールの裏面を剥がして、施工面に貼り付けてください。
※貼付け目安:10㎡あたり1枚
・コンクリート含浸材塗布又は散布の後、5~30分経過後にリトマス試験紙部分の全面変色(青色)を確認してください。
・施工後はシールを剥がして、剥がした箇所(7×10㎝)は刷毛などで含浸材を塗布してください。
・弊社製品のけい酸塩系含浸材リアクトライズについては塗布量確認シールの性能確認ができておりますが、他社製品をご使用の場合はテスト施工で変色の確認することをお薦め致します。

施工時の留意事項に関しましては、NETISページよりご確認ください。
https://www.netis.mlit.go.jp/netis/pubsearch/details?regNo=SK-210002%20

注意点など

①塗布量
:0.2~0.4㎏/㎡より少ない又は多くなるとどうなりますか?
→少ないとリトマス紙が完全に変色しません。青色に全面変色するまで薬剤塗布を行ってください。
反対に多いことは問題ありませんが、あまりに多量の場合は薬剤が表面に付着せず流れてしまう恐れがあります。
施工現場・状況にもよりますが、0.2㎏/㎡以上に塗布できていることは確認できます。

②pH
:10~13より小さい又は大きくなるとどうなるか?
→pHが10より小さいとリトマス紙が変色しにくくなります。
反対に13より大きいと色は変わるが、あまりに濃いアルカリを塗布した場合(例えば工業用の25%水酸化ナトリウムなど)はリトマス紙や上の吸収シールがアルカリで溶けてしまう恐れがあります。
市販の含浸材のpHは10~13ですので、その塗布確認には最適です。
又、pHが10~13はコンクリートに適したpHです。

③粘度
:100mPas以上だとどうなるか?
→水溶液であれば、上の吸収性シールにしみ込み、下のリトマス紙に移ります。
しかし、あまりに粘度が高いパテ状などでは、上の吸水性シールにしみ込まないため不可です。
実施例では、50mPasまでは変色確認はできておりますので、100mPasを目安にしています。それより高粘度、例えば500mPasや1000mPasは不可と考えております。

変色確認 例
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特許に関して

現在、特許出願中です。(特願2021-034882)

NETIS登録に関して

国土交通省の新技術情報提供システムNETIS登録製品です。(SK-210002-VE)
令和5年12月18日付けで登録番号・情報種別記号が「-VE」に変更されました。

施工事例

(1)四国中央市 西之坊橋
テストの様子
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(2)四国中央市 松木跨線橋
テストの様子
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(3)鳴門市 大津地区堤防耐震工事
テストの様子
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